昔々のハーブ話その②

楊貴妃は体の中から香りがしていた?!

昔の中国では、ハーブを薬として取り入れることは日常的でしたが、香りを楽しむことは、高貴な人にしか許されていなく、ハーブは高級品だったそうです。玄宗皇帝の愛妃の楊貴妃が住んでいた沈香亭は柱に沈香、壁に乳香を塗り込んであったといわれております。楊貴妃がいつも服用していた丸薬はクローブ、バジル、シナモンの粉末をはちみつと混ぜたもので体から香気を発していたといわれております。現代では丸薬みたいな役割では、ローズの香りが放つサプリメントでしょうね。

日本初のハーブ庭園は織田信長が指令

日本でのハーブはお料理の薬味や香辛料として古くから現代に利用されております。ショウガ、ミョウガ、シソが登場し、邪馬台国時代から食されていたそうです。8世紀以降からは、日本でもハーブが治療薬として利用されるようになり、ハーブを用いた施薬院(病院)も登場し、日本で初めてハーブガーデンを誕生させたのは織田信長と伝えられております。信長は鮮やかな色や香りを愛でていたそうで、梅やシソを栽培していたとされております。

イギリスとローズゼラニウムのオシャレな香り文化

ヴィクトリア朝時代のイギリス人は、身近にある様々なハーブを取り入れる習慣があり、そのハーブの中でもローズの香りに似たローズゼラニウムを室内の人が通る位置にわざと入れ、スカートのすそが花や葉があたると良い香りが放ってお部屋中が芳香剤みたいに使われていたそうです。その他にもローズゼラニウムの葉を乾燥させて、ポプリや枕にも詰めらていたといわれております。

フェンネルパワーとアーユルヴェーダ

アーユルヴェーダとは歴史も古くインド発祥で薬草を治療薬とし、食生活や習慣病の根本的な考え方から病気を改善していきますが、その中でも治療薬に使われるフェンネルは効能豊富とされており、鼓腸、便秘、消化不良にフェンネルと少量のシナモンを混ぜ合わせたものを湿布の様に患部に貼ったり、またカレーにもフェンネルの種子を入れて食されていたり、礼拝前には、フェンネルの種子を噛むことで、お祈りをしている間はお腹が痛くなるのを防いでいたそうです。現代でいえば胃腸薬ともいえる効果でしょうね。

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